東京五輪の柔道で、高藤選手と対戦した相手が、ベアハッグの様に両手で胴を抱えて反則負けした。 ルールは日々変化している様だ。相手の選手は、このルールを知らなかった様に思えた。 私は中学で柔道部に入ったが(昭和49年)、当時は、今とルールがかなり違っていた。田舎の中学ではローカルルールも存在していた様だが、生徒には分からない。先生の言うことを信じるしかなかった。 私が一年の時は、まだ「有効」「効果」はなく、「一本」と「技有り」だけの戦いだった。しかも、今の「一本」より基準は厳しく、ハシッ!と決まらないと相手の体が宙に浮いても「技有り」となる。そこで、試合では受け身を取らなかった。危険だとは思うが、…