年金や医療費など、高齢化社会がもたらす公的負担の増大、そして、それを支える就労者世代の負担を憂えるような報道には高齢者は社会のお荷物と言っているようで、情けない気持ちにさせられる。家族や社会に貢献してきた高齢者への感謝の心を忘れた冷たい姿勢に、明日は我が身と考えたら情けないというより、むしろ恐ろしさを感じるのではなかろうか。 高齢者があふれる世の中かもしれないが、元気いっぱいで世の中の役に立ちたいと考えている人はたくさんいる。職員減のため教育活動に制限を加えなければならない状況にある学校にとってはお力を拝借する絶好の機会が訪れているように思う。 部活動の指導者不足に悩まされている学校は、しっか…