鬱ゲ

エロゲの中で、鬱になるシナリオが入っているゲーム。
無論、決してイメージの良いジャンル名なわけではないため、メーカーが自らこのジャンルに振り分けることはほとんど無い。基本的には、多数のユーザーがプレイして、憂鬱感を覚えたという作品に、掲示板等の意見交換を通して、自然と付随するジャンルである。特に、事前に製作者側から与えられた情報からは想像がつかないような暗い、もしくは残酷な内容の作品にこのジャンルが付随されることが多い。
上記の性質上、主人公やヒロインのセリフや行動が感動的であることも多く、泣きゲーに分類される作品も多い。むろん、そうでない作品も多数あることは覚えておいて欲しい。
この言葉の発祥は定かではないが、世にこの言葉を広めた作品の代表として、君が望む永遠が挙げられる。また、この作品の成功は、鬱ゲーそのものの増加する大きな要因の一つであったといわれている。
むろん、上記のゲームが発売される前からこの手のゲームは存在しており、有名どころでは、A I Rもこのジャンルに分類されている。