青雲はるかに(上) (新潮文庫 新潮文庫) [ 宮城谷 昌光 ]価格: 935 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 范雎(はんしょ)は晋の名宰相の士会を先祖に持つが、家は貧しく官途は閉ざされていた。そこで楽毅に攻め込まれている斉に行って、活躍の場を求めようとするが、斉に居場所はなく魏に向かう。そこで吟尼に会い、そこから原声という美女とめぐり合う。 生涯の友と定めた鄭安平の妹の薬代を稼ぐために、范雎は魏の須賈(しゅか)の家臣となって斉へ向かった。斉では襄王との面談で「法は元々斉で確立したが、商鞅が法を守る法を作って秦に持ち込んだ」と説いて認められ、仕官を誘われた。まずは魏に戻ってからと考えた范雎だ…