はしご酒(Aくんのアトリエ) その百と三十六 「ノドモトスギレバ~ ナ レバー ト スパイス」③ 「マッタリとトロける甘い香り、キリリとキレる爽やかな香り、ヒリヒリとシビレる突き刺す香り、などなどの香りと共に、心地よい刺激がベッチャリと粘膜にへばり付く、というこの感じが、ヤヤもすると、魔性、ということに、相成る、わけだ」 ん~、相成るわけだ、と言われても、しかしながらソレこそが、スパイスの醍醐味というヤツではないのか、と、どうしても思ってしまう。それを、あえて「魔性」と呼ぶ、その真意とは、一体・・・、申し訳ないが、さらにワケがわからなくなる。 「魔性の力が、豚レバーの素材そのものを見えにくくす…