災害に備える、病気を予防する、どちらも重要なことと知ってはいても、実際の行動に移す人は多くありません。行動経済学で言えば、現状維持バイアスや将来のリスクを低く見積もる心理が働いているようです。 それでも、知識がなければ行動することもありませんので、今年のセミナーでは、「魚の油、大研究」をテーマにしたこともありました。 食事で摂れるもので体にいいなら、積極的に摂って病気を予防しようとのコンセプトです。生活習慣病だけでなく、いろいろな病気に日頃の食事は密接に関係しています。サプリメントもありますが、あくまでも食事を補完するものでしかありません。 さて、今春の欧州皮膚科学・性病学アカデミーで、ドイツ…