日本の家紋の一種。「鷹紋」と同様に、尚武的な意味で用いたものである。阿蘇神社が、「違い鷹の羽」を神紋として起用している影響により、南九州に多く分布している。また、武士が多く用いた紋であることから、かつて武家政権があった土地に多いのも特徴である(京都や東京、九州の太宰府など)。図案は、2枚並べた「並び鷹の羽」、交差させた「違い鷹の羽」などが見られる他、豊富な種類があり、鷹の羽紋だけで60種以上のデザインがある。