正徳4年12月7日。近頃、寄合稲葉九郎左衛門知行濃州三ケから少しも年貢が出ないので小舅分の朝比奈半左衛門の支配人に頼み、遣わす。巾下で夜明け前であったので本角(交差点?)で馬がぶつかり、支配人が落ちて死んでしまう。沢井織部知行鹿田の百姓が年貢が納められなくなり、身を名経て死ぬ。