黄斑浮腫

ここ数日でやっと秋らしくなってきました。今年は夏の暑さが異常だったせいで、体調を崩される方も多く、外出がしにくかったので、我々の診療所では患者さんがとても少なかったのです。税理士の先生がおっしゃるところによると、どこの施設も似たようなものだったようです。 しかし、その反動でか、最近は珍しいほどの受診遅れの症例が多数来られます。先日も、６０代の男性が車椅子に乗って介護職員に連れられて来られました。体はどこも異常なく、車椅子の原因は両眼の白内障だったのです。夏過ぎた頃から急に見えなくなったとのことで、両眼とも過熟白内障により、視力が０.１以下に低下していました。白内障で両眼とも視力低下し、車椅子に…

白血病治療後遺症と言える右眼疾患の治療方針が立ったので、ブログ更新します。 前にも右眼回の記事を書いたのですが、内容の整理が悪かったので、その焼き直しと加筆になります。 linpasei.hatenadiary.jp 2年ほど前より網膜静脈閉塞症に伴う網膜剥離や黄斑浮腫の症状が右眼に出ており、極端に視力が落ちているのですが、これらは一般に糖尿病患者に起こるもので、どれだけ論文を漁っても白血病治療の後遺症によるものはほぼ症例が存在しないそうです。 それもあり、上記記事にあるように、眼科は半年ほど前から専門外来のある大学病院に転院しています（元々は血液内科と同じ病院でかかっていた）。転院先の病院で…

後発白内障の手術を受けてきた いつ頃からかわからないが、右眼が少し見にくく、両眼開けてても左眼だけで見ている、いわゆるモノビジョンの状態だった 後発白内障なんだろうなと、思っていた 駅前の眼科は、土日もやっている 自分のように、平日も暇な人が、わざわざ混むであろう休日に行くことはなかろうと思うものの、ほかに幾つか駅前でする用事もあったので、日曜の朝に行ってみた 診断の結果、予想どおり後発白内障 すぐにYAGレーザーで治療してもらうことになった 散瞳薬を点眼し、30分ほど経って瞳孔が開いたところで、いよいよ治療開始 検眼機のような装置に顎を乗せ、額を付けて、目玉には何か輪のような物をはめられた …

2024年8月29日に、QYResearchは「非感染性黄斑浮腫の治療―グローバル市場シェアとランキング、全体の売上と需要予測、2024～2030」の調査資料を発行しました。本報告書は、非感染性黄斑浮腫の治療の世界市場を分析し、主要企業の売上、動向、市場規模、市場シェア、ランキングなどを掲載しています。また、地域別、国別、製品タイプ別、用途別に市場を分析しています。2019-2030年の売上に基づいて、非感染性黄斑浮腫の治療の市場規模を推計と予測しています。企業が事業成長戦略を策定し、競争環境を評価し、市場ポジションを分析し、非感染性黄斑浮腫の治療関連情報に基づくビジネス上の意思決定を行うのに…

市場概要 眼底カメラの世界市場規模は2022年に3億3,270万米ドルとなり、2023年から2030年にかけて年平均成長率（CAGR）6.2％で成長すると予測されている。老年人口の増加と糖尿病や高血圧などの慢性疾患が、網膜障害の発生率増加の原因となっている。主な網膜疾患には、糖尿病性網膜症（DR）、加齢黄斑変性（AMD）、未熟児網膜症（ROP）などがある。さらに、眼疾患に対する意識の高まりと、いくつかの技術的に進んだ製品の商品化は、予測期間中に市場を促進すると思われる。 高血圧、糖尿病、老年病などの慢性疾患の罹患率の上昇により、網膜異常は増加傾向にある。目の問題に対する意識の高まりや、数多く…

初めに、なんですが、術後の帰り道にだらだらと書いていたらメリハリのない2000字近い長文になってしまいました。もし最後まで読んでいただけたら読んだよ～とコメントしてもらうと喜びます！ 転院とは言ってもメインの白血病の方ではなく、治療の影響で症状が出ている眼の方です。転院に至った理由は、いくつかあります。 きっかけとしては、昨年9月から3ヶ月に1度の間隔で受けていた硝子体注射に2ヶ月に1度にしましょうという提案をされたことにあります。これまで4回の硝子体への注射を受けてきましたが、接種後に患部である黄斑の状態が元の状態に戻るペースが早くなってきているとのことでした。 いつも血液内科を受診するタイ…

市場概要 眼底カメラの世界市場規模は2022年に3億3,270万米ドルとなり、2023年から2030年にかけて年平均成長率（CAGR）6.2％で成長すると予測されている。老年人口の増加と糖尿病や高血圧などの慢性疾患が、網膜障害の発生率増加の原因となっている。主な網膜疾患には、糖尿病性網膜症（DR）、加齢黄斑変性（AMD）、未熟児網膜症（ROP）などがある。さらに、眼疾患に対する意識の高まりと、いくつかの技術的に進んだ製品の商品化は、予測期間中に市場を促進すると思われる。 高血圧、糖尿病、老年病などの慢性疾患の罹患率の上昇により、網膜異常は増加傾向にある。目の問題に対する意識の高まりや、数多く…

2024年7月18日に、QYResearchは「黄斑浮腫の治療―グローバル市場シェアとランキング、全体の売上と需要予測、2024～2030」の調査資料を発行しました。本報告書は、黄斑浮腫の治療の世界市場を分析し、主要企業の売上、動向、市場規模、市場シェア、ランキングなどを掲載しています。また、地域別、国別、製品タイプ別、用途別に市場を分析しています。2019-2030年の売上に基づいて、黄斑浮腫の治療の市場規模を推計と予測しています。企業が事業成長戦略を策定し、競争環境を評価し、市場ポジションを分析し、黄斑浮腫の治療関連情報に基づくビジネス上の意思決定を行うのに役立つ定量的・定性的分析を提供し…

市場概要 浮腫の臨床試験の世界市場規模は、2022年に8億3,000万米ドルと推定され、2023年から2030年にかけて年平均成長率（CAGR）5.7％で成長すると予測されている。浮腫（身体組織に余分な水分が溜まること）の臨床試験には、いくつかの市場関連要因が影響している。心不全、腎臓病、いくつかの炎症性疾患など、浮腫に関連する疾患の増加が市場成長の原動力となっている。さらに、新たな治療標的や独創的な浮腫治療法などの医学研究や技術の発展が、市場の成長をさらに促進すると予想される。例えば、2022年3月に大塚製薬株式会社（Otsuka Pharmaceutical Co. (例えば、2022年…

市場概要 世界の眼科画像保存通信システム市場規模は、2022年に1億4,210万米ドルと推定され、2023年から2030年にかけて年平均成長率（CAGR）7.3％で成長すると予測されている。市場成長の主な要因としては、熟練した眼科医や検眼医の不足による遠隔眼科ソリューションの採用増加などが挙げられる。さらに、情報技術(IT)の著しい成長と眼科診療への影響の高まりが業界の成長を促進すると予測されている。 さらに、糖尿病黄斑浮腫（DME）、糖尿病性網膜症、白内障、緑内障などの糖尿病や糖尿病性眼疾患の有病率の高さは、市場成長を押し上げる可能性が高い。例えば、疾病対策予防センター（CDC）が2022…

市場概要 医療用レーザーシステムの世界市場規模は、2022年に45億2000万米ドルとなり、2023年から2030年にかけて年平均成長率（CAGR）15.2％で成長すると予測されている。先進的で低侵襲な代替治療に対する需要の増加、著しい技術進歩、患者の意識の高まり、有利な償還政策など様々な要因が成長を促進すると予測されている。医療レーザの応用範囲の拡大は、市場の成長可能性をさらに高める。医療レーザは、正確に集光された光を用いて生物学的問題を診断し、その発生を予防する装置である。美容治療の需要増と慢性疾患の有病率上昇が予測期間の成長を促進すると見られている。 COVID-19パンデミックは、医…

抗がん剤や分子標的薬による治療によって 目の症状が出ることがあるそうです。 姉の受けているパクリタキセルは ・黄斑浮腫 ・結膜炎 ・かすみ目 ・流涙増加 ・眼の乾燥 ・角膜炎 などがあるそうです。 個人差があり、全ての人に起こるわけではありません。 目の乾燥についてはコンタクトを使用していることもあり 注意するように言われました。 また、目の症状が出て、コンタクトの装着ができなく なることや、脱毛によってまつげが抜けると 目にゴミが入らないように、眼鏡の方が良いそうです。 眼鏡を持っていなかったら、準備しておいた方がいいと 言われ、治療が始まる前に新調しました。 目の乾燥予防に、涙成分の目薬を…