朝山実氏が映画に出演した若い役者さん四人にインタビューしている。とても良い座談会なので、皆さん見に行かれるといい。その最後の方で以下の感想がある。 「映画は事件後、革マルの暴力に反対して立ち上がった学生たちの動きを証言や資料などをもとに追っていく。暴力に反対していた彼らの中から、圧倒的な暴力に抗するには自衛手段として自分たちも武装する必要があるという意見が出てくる。社会や政治に無関心なノンポリ学生、セクトを嫌いノンセクトで行動していた人、革マル派ではない党派にいた人たちの混成だった。そして、自衛としてヘルメットを被る人たちが登場する。そうした流れを見ながら、四人のひとりがこう言ったのが印象的だ…