動画サイトで黒田義之監督の映画『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』(1974年)を観た。 公儀介錯人の座を柳生一族に追われた上に妻を殺され幼子を連れて刺客業に身を費やしながら復讐の機会を覗う拝一刀親子と柳生一族の戦い。 第六作目にして映画版『子連れ狼』シリーズ最終作。柳生烈堂(大木実)は娘の香織(瞳順子)を拝一刀(若山富三郎)への刺客として送るが、返り討ちに遭う。烈堂は私生児の土蜘蛛兵衛(木村功)に拝一刀抹殺を命じるのだが…。 笑っちゃうぐらい破天荒で荒唐無稽。若山御大の希望だった乳母車を橇にして滑る以外は雪原でのアクションはうまくいってなかったと思うが、それでも斬る側と斬られる側の道理や絵葉書…