中脳の一部を占める神経核のことで、緻密部と、網様部(および外側部)とによって、大きく二群に大別され、その両方が大脳基底核を構成する中心的な要素となっている。黒質緻密部ニューロンの変性がパーキンソン病の主たる病理であると見なされている。