龍岡晋

龍岡晋

(アート)
たつおかしん

俳優、演出家、俳人。

明治37年、東京日本橋生まれ。中央商業学校卒業。

戦前から文学座に所属し、劇団の名バイプレーヤーとして活躍。渋く堅実な演技で、樋口一葉、久保田万太郎、森本薫らが手がけた、下町を舞台にした作品には欠かせぬ存在だった。映画、テレビ、ラジオへの出演も少なくない。

また、大橋石虹、久保田万太郎門下の俳人でもあり、久保田との深い師弟関係は劇壇でも有名だった。

晩年は文学座社長として劇団のマネジメントに励むかたわら、久保田作品の発掘と伝承につとめた。

昭和58年死去。享年78歳。

亡くなる半年前に上演された『雨空』(久保田万太郎作)の演出が、最後の仕事となった。

『龍岡晋句抄』(春燈社、1959年10月)、『切山椒・久保田万太郎作品用語解』(三田文学ライブラリー、1986年7月)などの著書もある。

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