京都府京都市下京区にある龍谷大学付属の私立の中学校・高等学校。略称は「龍谷大平安」。
運営は学校法人平安学園。龍谷総合学園加盟校。
中学・高校の6ヵ年中高一貫教育を実施している。
1876年、滋賀県彦根市で、浄土真宗本願寺派寺院の子弟を教育するための学校「金亀教校」が創設される。その後、金亀仏教中学、第三仏教中学と名を改める。
1909年、親鸞聖人の650回大遠忌を記念して京都市下京区に移転。
1910年、旧制平安中学校に改称。
1947年、学制改革により新制平安中学校開設。
1948年、新制平安高等学校開設。
1951年、私立学校法により学校法人平安学園設立。
2003年、男子校から男女共学となる。
2008年、平安中学校・高等学校から龍谷大学付属平安中学校・高等学校に校名を変更。
硬式野球部は甲子園大会最多出場を誇る高校野球の名門。2014年4月現在、選抜高等学校野球大会に38回、全国高等学校野球選手権大会に32回出場。夏の選手権では、1938年、1951年、1956年の3回優勝を成し遂げている。春のセンバツでは30回以上の出場を果たすもベスト4が最高成績という状況だったが、2014年第86回選抜高等学校野球大会で出場38回目にして初優勝を果たした。
軟式野球部、軟式庭球部、ゴルフ部、フェンシング部、柔道部なども強豪。
出身者には衣笠祥雄、桧山進次郎、赤松真人、炭谷銀仁朗(銀仁朗)、平塚哲二、太田雄貴らがいる。