元禄12年12月7日。廻状が来る。切紙をもって申し入れる。霊仙院様の法事が来る8日から10日まで行うと両殿様が言いつけられた。この法事の間は音曲・鳴物を止めて静かにし、火の元は特に入念にし、下々にいたるまで諸事謹むよう申し付けられたと老中に伝えられたので、その意をよく理解するよう。以上。12月6日。平岩七太夫。両城代衆。その他は略す。