元禄15年10月23日。夜、田畠村への道で杉之町の古手買い(古物商)が棒で殴られ殺される。頭には棒の傷が残っていた。この古手買いは母や妻と折り合いが悪く、少しの金でも勝手に懐に入れていたので金のために身を亡ぼす。自業自得。40両も懐に入れていたとも6両とも。前妻の父は駿河町に住んでいたが、町へ預けられる。この者初めは大公の中間であった。この父親が怪しいのか。【中区】