正徳3年7月6日。九条様への公の御使として横井頼母がこの日尾張を出発する。昨日の雨で木曽川はひどい増水となり、材木がたくさん流される。材木は34、5万が流され、大変なことと云々。犬山では多くの木が留まり、隼人正はとても得をすると。