いよいよ陸上リレー競技の決勝が迫ってきた。 男女4×100と男女4×400だ。 特に男子4×100は日本チームが出場。 個人種目では残念な結果に終わった男子短距離陣だが、今やお家芸となったリレーではさすがに決勝に駒を進めてきた。 水泳もそうだがリレーには個人種目と違う、人の血を湧き肉を躍らせる何かがある。 この気持ちの高ぶりは何だろう。 声を張り上げ、身体を跳ね、手をぶん回し全力で応援させる物をリレーは持っている。 考えてみれば、幼稚園の頃からリレーは花形競技だった。 運動会でも何が一番盛り上がるかと言えば間違いなくリレーだった。 プログラムでもリレーは必ず最後に行われていた。 オリンピックで…