「雨音を聞きながら 眠るのが好き」そう言ってたね 「夜が雨に包まれている気がするから」 いつもより 近くに感じる 雨降りの夜 指先も踊る 君からのメッセージ それぞれの夜 明日はひとつの夜 君の可愛い 笑顔を 思い浮かべて 早く会いたいね 週末には 会おうよ 遠い空から 君へ送る このメッセージ 今夜は どうかゆっくり おやすみ
あなたに育まれ 花を咲かせた 紫陽花が ゆらゆら少し 揺れている 六月の雨に打たれても 花はいつでも 空を見上げる 遠い空の彼方で 今 星が笑ったみたい 十年も 百年も 千年も あなたの炎は 揺らめき続ける 一つの炎 一つの命 炎と大地 風と海 カタチあるもの カタチないもの 姿を変えて 風が吹くように 花が咲くように この大地で 豊かに巡る 星のカケラの物語 雨に濡れても 胸の中 この火は消えない 今は涙のワンシーン 星のカケラの物語 大地を進み 続きを綴る 空のあなたへ届くように