おはにゃ。 やること 実数列のなす実ベクトル空間 $V = \mathbb{R}^\mathbb{N}$ に、可算濃度の基底が存在しないことを示します。 きもち 手法としては、対角線論法に近いです。 基底のどんな有限部分集合 $S$ に対しても、その線形結合で書けない部分を含む数列を用意したいです。 $S$ は自然数で添字付けられているので、 これを Gödel コーディングのノリで自然数に対応付けましょう。 $S$ のコードを $n_S$ としたとき、 $S$ のどんな線形結合をとっても、$(b_1, b_2, \cdots, b_{n_S})$ の部分を表せないようにできます。 やります …