令和3年5月2日 <5月2日> 関西圏、入院率低く。新型コロナウイルスの感染拡大が続く関西圏で、医療環境の逼迫が深刻になっている。政府の有識者会議が感染状況を分析する指標の一つである「入院率」は大阪府が全国最低の10.5%となった。感染者数の急増に病床が追い付かない状況が続き、自宅療養者が増えているためだ。 入院率は全療養者のうち病院で治療を受けている人の割合。値が低いほど、治療が必要な人が入院できていないことを指す。厚生労働省が4月30日公表した資料によると、27日時点の入院率は大阪府が10.5%で、兵庫県が(15.6%)、京都府(19.9%)が続く。同じく緊急事態宣言下の東京都は31.8%…