アガサ・クリスティーの「オリエント急行殺人事件」と「アクロイド殺人事件」は当時(1900年代前半)「フェアじゃない、アンフェアだ!」と批評されました。だけど、この作品により推理小説の世界は救われたと思います。何故なら、フェアな推理小説の「起承転結」は、小説家にとって束縛になり始めたからです!ここではわかりやすく「読者への挑戦状」を例に出します。1作目の「読者への挑戦状」の作品起「事件がおきる」➡承「主人公登場、捜査開始」➡転「証拠が集まり、関係者のアリバイが把握される」➡結「証拠とアリバイを元に犯人を割り出す」2作目の「読者への挑戦状」の作品起「事件がおきる」➡承「主人公登場、捜査開始(新たな…