「サウンド・オブ・007」(原題:Sound of 007, 2022)は、007シリーズの音楽に特化したドキュメンタリー作品。2022年に60周年を迎えた「007シリーズ」は25本(別のスタジオが製作した2作品を除く)。 第1作目「ドクター・ノオ」から最新作「ノー・タイム・トゥー・ダイ」まで、作曲秘話や主題歌エピソードが関係者から語られる。とくに初期作品でその成功に多大な影響のあったジョン・バリーという天才作曲家の偉大な功績に関してのシーンが多い。 映画でイントロから引き込まれるボンドのテーマが流れる時のワクワク感。主題歌を担当するのはその時々のトップアーティストで、ポール・マッカートニーや…