レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「007 ロシアより愛をこめて」(1963)です。日本公開時は、B級映画のような「007 危機一発」という邦題でした。私はこの邦題の方が好きですが、その後リバイバル公開時に現在の題名に変更された経緯があります。 この作品は、ショーン・コネリー主演007シリーズ中最も完成度の高い作品だと思います。コネリーも前作「ドクター・ノー」より遥かにボンド役が板について好演です。 この作品は、特に脇が素晴らしいと思います。特に戦う男を演じると光り輝くロバート・ショー(「バルジ大作戦」「バトル・オブ・ブリデン(空軍大戦略)「ジョー…