ヘラルボニー 異彩を、放て。―「ヘラルボニー」が福祉×アートで世界を変える― 作者:松田文登,松田崇弥 新潮社 Amazon メインブログ《徒然五行歌》の方でも取り上げたのですが、やはりきちんと《読書覚書》にもアップしておくべき本だと思います。 アマゾンレビューにも投稿しましたから、重複する箇所もあるけれど、どうぞお付き合いくださいませ。 まずはヘラルボニーという不思議な響きの言葉・・・これは著者である松田文登・崇弥さんご兄弟の、自閉症の兄・翔太さんが7歳の時に何度も自由帳に記した謎の言葉で、お兄さんに聞いても「わかんない」のだとか。 そのヘラルボニーを社名にしたのは 『一見意味がないと思われ…