【あらすじ】 【感想】 【あらすじ】 絡新婦(じょろうぐも)である主人公比良坂初音は、宿敵である銀(シロガネ)との戦いで傷ついた体を癒し、再び銀と対決するため、とある学園に巣を張る。 女生徒の一人として潜り込んだ彼女は、妖しの力によって人心を惑わせ、弄び、精を吸い、喰らっていった。 ある日、初音は不良達に輪姦されていたおとなしく気の弱い少女、深山奏子と出会う。彼女を気まぐれで助けた初音に、奏子は想いを寄せていく。 人を喰らう初音と、それを妨害する銀。邪悪な存在である初音と、聖職者を務める銀。一見、類型的な善悪対立の構図を匂わせる物語は、両者の全容が次第に明らかとなるにつれ、意外な展開を見せ始め…