2月26日は、 1936年(昭和11年)、 皇道派の影響を受けた青年将校による クーデター未遂事件、二・二六事件が起きた日です。 軍が反乱を起こし首都を制圧するわけですから、これは大事件です。 2月26日から29日の4日間に起たこの事件は、「不祥事件」「帝都不祥事件」とも 呼ばれていました。この事件には軍のみならず思想家の・北一輝も関係しています。 2・26事件を告げる当時の大阪朝日新聞記事です。 (社会背景) 当時は昭和不況、金融不況、そして世界不況、さらに凶作も続き、農村漁村は生活が益々苦しくなっていて、少女の身売りも日常でした。兵士にはそのような農村出身者が多くいて青年将校たちは日本とい…