『春』の語源には諸説がりますが、「日本語源広辞典」には 四説を挙げてます。「木の芽がふれ膨れる、すなわちハル(張る)季節」という通説よりも「水田に水をハル季節」との説を優先させています。 従って、「収穫が終わって田がアク(空く)」ことから季節をアキ(秋)と! さらに異説として「田畑をホル(墾る)時節」とか、あらゆるものが「ハエル(映える)季節」とか、今風に言うなら「バエル季節」か! 蕪村は『寝ごころや いづともなく 春は来ぬ』と、気持ちよく寝ていると、どこからともなく春がやって来る。 (❁´◡`❁) 世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし 在原業平 古今和歌集 もしも世の中にまっ…