コンピュータはほとんどの情報を表現することができるようになってきていますが、本(もと)を正せば、オンかオフまたは磁化の有り無しという2元要素を0か1で表現することしかできませんので、2元1個のトランジスタ素子(昔は真空管)をいくつも組み合わせて情報を表現いるだけなのです。 0か1かという1個のトランジスタ素子の2元1個を1ビットと言います。 2元4個の素子の組み合わせは4ビットとなり、2の4乗すなわち16種類のデータを表現できます。 1971年インテルが世界で初めて4ビットのCPU(中央処理装置)を幅約3mm、長さ約4mmの1個のチップの上に2,300個のMOS型トランジスタ素子を搭載し、作り…