前回に引き続き、拙ブログの「追伸」に寄せられたもう一つのコメントにも触れたい。趣旨は、無理な党勢拡大運動が却って離党者を増やしているのではないか――というものだ。このコメントについては、すでに拙ブログ(1月16日)で詳細に論じているが、改めて考えてみることにしたい。本論に入る前にまずは「党大会決議」(赤旗1月19日)の文面を確認しておこう。 ――目標としていた「130%の党」、その「第一ハードル」であった第28回党大会時の回復・突破には、党勢拡大、読者拡大とも大きな距離を残している。前大会以降の4年間でみると、全党で1万6千人の新しい党員を迎えてきたが、党員現勢では25万人となっており、党員数…