ブラジル音楽とファンクの融合 1979年にリリースされたブラジリアン・フュージョンの名作。 当時レンタル・レコートで借りて、カセットテープに録音して、よく聴いたものだ。 聴きどころの一つは、ブラジル音楽へのリスペクトをベースにして、 非常にタイトでリズミカルなフュージョンに仕上げている点。 もう一つは、ジョージ・デューク自身のエレピソロの出来。 ジョージ・デュークというとシンセサイザーの名手のイメージが強いが、 アタックの強い独特なエレピソロのカッコよさには、 私自身、当時すごく影響を受けたものだ。 もともとジョージ・デュークはジャズピアニストとして活躍していた時期もあり、 同時代に活躍したジ…