「適応的差分PCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation)」の略。デジタル音声記録方式の一つ。一般に音声信号の波形は連続的に変化することを利用して、直前に数値化したデータとの差分を記録することによってデータ量を減らすことができる。ADPCMを用いることで、リニアPCM方式では16ビット必要なデータを、品質を落とさずに12ビット程度まで圧縮できる。