大人になったなあと思うことが増えた。それとともに、自分も彼女の先で歳をとっていくわけで、「しんどいだろうな」とか「そりゃそうするよな」と想像することも増えてきた。そして自分本位を言えば、そうして歳をとって推しを追いきれない自分にもどかしさを覚えたり、疲れたと感じるようになったのがすごく正直なところ。 卒業が寂しいという実感は数日経ってまだわいてこない。きっとどこかでグッと寂しくなるんでしょうね。もう劇場公演に彩希ちゃんはいなくなるんだから。 悔しいなと思うことがあって、劇場リニューアルが発表された直後に当たっていたサイン会で、メッセージに書いてくれた彼女の気持ちを汲みきれなかったこと。サインで…