音声圧縮形式の一、平成4年にMDで利用するためソニーが開発した。 初期バージョンの1.0から2.0、3.0、4.0、4.5、Type-Rと進化を続け、現在では初期バージョンとは比べ物にならない位に進化している。 平成4年に著作権保護機能を搭載していたということは著作権に関しては非常に進んだ圧縮形式と言える。
昔まとめた手順を振り返りながら、改めて「MD→MP3化」の一連の流れを確認したところ、まあ、問題点だらけ。以下、単なる愚痴ですが、もしも同じようなことをしようとしている方がいたら参考にしてください。 MDからのデータ取り込み これは「xアプリ」一択。このソフト、既にソニーからは配布終了していて、Windows 10にすら対応していないという代物。ネットに転がっていたWindows 7用のドライバをインストールすることで、取り込みが行えることは既に確認済みで、4年前に約200枚データ取り込み済み。取り込んだデータは、ATRAC形式(拡張子は「oma」)というソニー独自のデータフォーマットで保存さ…
離散コサイン変換(りさんコサインへんかん)は、離散信号を周波数領域へ変換する方法の一つであり、信号圧縮に広く用いられている。 英語の discrete cosine transform の頭文字から DCT と呼ばれる。以下DCTと略す。 DCTは、有限数列を、余弦関数数列 cos(nk) を基底とする一次結合(つまり、適切な周波数と振幅のコサインカーブの和)の係数に変換する。 余弦関数は実数に対しては実数を返すので、実数列に対してはDCT係数も実数列となる。 これは、離散フーリエ変換 (DFT: discrete Fourier transform) が、実数に対しても複素数を返す exp(…