Adobe Acrobat Reader。 バージョン6.0から改名。2003年5月26日(米国時間)発表。 携帯機器向けのAdobe Reader LEもある。
Adobe Readerは「PDF」(.pdf)*1ファイルを表示したり、印刷したりする無償のソフトウェア。 セキュリティホールの存在が度々報告されたが、アップデートパッチを手動で適用するようになっていたため、脆弱性を放置しやすい状況が長く続いていた。自動更新機能は2010年4月に実装されている。
*1:Portable Document Format
筆者は仕事上,PDFに注釈やコメントを入れて人とやり取りしている。PDFといえばAdobe Acrobatというソフトが定番であり,標準である。サードパーティのさまざまなPDF編集ソフトがあるが,最終的に「商業印刷に堪えられる機能」が保証されているのは,Adobe Acrobat Proだけである。 そのPDFとの付き合いも長い。かれこれ20年以上になる。初期のバージョンは行儀が悪かった。もともとアメリカ製のソフトである。日本語化する際に十分な配慮がなかったため,日本語モードがすぐに外れてしまっていた。 しかし結局,印刷業界ではPDFが標準になった。Illustrator,Photoshop,…