気が付けば、日本の新紙幣発行まであと3ヵ月しかない。現役時代ATMの製品企画・事業企画に携わったことがあり、紙幣切り替え時の苦労について多少は分かる。 ATM等関連機器の開発部署では、発行前から厳重な管理の下で新紙幣サンプルを貸与してもらい、鑑別機構の改良にとりかかっているはず。 アルゴリズムやコードの改変で済めばまだしも、ハードウェアの改変(例えば新規にセンサー開発)をすることになれば、開発工程だけではなく、現行機のUPDATEもより大変になる。今回の新紙幣は3次元回転画像を刷り込むというから、多分ハードウェアにも改良と機器の入れ替えが必要になるのではなかろうか。 このところ設置台数を減らし…