まただ。 また、俺はAmazonという名の魔境で、得体の知れない“パチモン”たちを眺めながら、不毛な時間を溶かしている。 5000円の謎ゲーム機。8000円のキメラ機。確かに、あの“胡散臭さ”は俺たちを楽しませてくれた。だが、心の奥底で、俺たちは疲弊していたのではないか。ボタンが効くか怯え、システムが立ち上がるか祈りながら電源を入れる、あの“博打”の日々に。 「ああ、クソ…! もう、普通に、安心して遊びたい…! 変な妥協をせずに、まともな機械が欲しいんだ…!」 そう、俺たちが本当に求めていたのは、スリルではない。休日の数時間、ベッドの中で、ただ純粋に“思い出”に浸れる、絶対的な“安定”だったの…