この曲の14-16小節目についてはすでに記事にしていて、ジャズ・オリジナルなのだからまずはショーターの演奏を聞こうよという内容でしたが、今回は、オリジナルを踏まえた上で、カバーの再解釈も悪くないよね、という内容です。 今回扱うのは、AABA形式のブリッジ部分、すなわちセクションBの1-2小節目で、同じセクションの5-6小節目(コーラス全体の21-22小節目)も同様です。 まず、ショーターのオリジナル(1964年録音のアルバム Night Dreamer)を聴いてみましょう。ジャズ・オリジナルなので実音で書きますが、この部分は、Gm7 | C7 | となっていて特にリズム・セクションのいわゆるキ…