フィンのことを考えていたのだが、そのついでにアスペクト比のことを思い出した。 アスペクト比というのは一般に縦横比のことをいう。 流体力学では基礎的な事だが、翼の場合、縦横比の内、横が長い方が翼の揚力が大きい。奥行というか縦方向は(翼の厚みじゃないよ)短くても構わないのだ。 翼に発生する揚力は、翼幅を直径とする円柱×移動距離で求められる。実際はもう少し難しい式があるけれど、基本はこれだ。 だから人力飛行機やグライダーは細長ーい翼を持っているし、逆にジェット戦闘機は小さな三角だったりする。 人力飛行機は小さな力で大きな揚力を得たい。 逆にジェット戦闘機はパワーがあるから翼で得られる揚力は小さくても…