懐中電灯といえば,筆者にとっては「豆電球+乾電池」というところからスタートしている。乾電池のコスパからすれば,単2乾電池×2本でちょうど手のひらで握って前を照らすのに適当な大きさのものをキャンプなどでは持ち歩いていた。単3乾電池(マンガン電池)ではあっという間に電池が消耗してしまうからだが,単2乾電池2本が入っているとそれなりに重たかった。豆電球の光をお椀状の反射板で前方に照射する。前方で直径1mぐらいの範囲が明るくなるだけで,周辺の状況が見えにくい。あちこち向けながら歩いたことを思い出す。 大人になって,「マグライト」という懐中電灯をプレゼントされた。アルミニウム製の細身のボディーで単3乾電…