<レッドリスト> 4万6,000種が絶滅危機種に。 特に深刻な樹種の危機として2024年10月28日、コロンビアで開催されている生物多様性条約の第16回締約国会議(CBD-COP16)において、IUCN(国際自然保護連合)は「レッドリスト」の更新を発表。 世界の野生生物の4万6,337種が、絶滅のおそれが高い状況にあることを指摘した。 この種数は、前回の更新と比較して、1,300種あまりの増加となり、世界の生物多様性の危機が深刻な規模で進行していることを物語るものだという。 今回のレッドリストの更新で特に注目されたのが、世界の樹種の危機です。 これは、同じくIUCNが初めて実施し、発表した、世…