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小児感染症科医のお勉強ノート•4年前

カテ先からグラム陰性菌が出てきたら？

2日連続のカテ先培養のネタですみません。 カテ先培養陽性で、subsequent bacteremia (late CRBSI)のリスクが高い菌は、MSSA (12.5%) > MRSA (9.9%) > 真菌(6.2%) > Gram陰性菌(4.3%)でした。 Gram陰性菌の中で、subsequent bacteremiaの頻度（SB率）に違いがあるか検討した論文です。Enterobacterに注意が必要です。 要点 ・SB率は、Enterobacter spp.で高い。 ・動脈ラインのカテ先陽性は、SB率が高い。 " data-en-clipboard="true">Gram-negat…

#CRBSI#菌血症

関連ブログ

小児感染症科医のお勉強ノート•4年前

末梢からのアミノ酸製剤の投与はBacillusのカテーテル関連血流感染症のリスク

" data-en-clipboard="true"> 絶食や低栄養の患者さんに対して、末梢静脈カテーテルからアミノ酸製剤（ビーフリードなど）が投与されることがあります。しかし、末梢静脈カテーテルからのアミノ酸では、異化を防ぐほどの量のアミノ酸を投与できません。また、末梢静脈カテーテルのカテーテル関連血流感染症（CRBSI)が明らかに多い印象を持っていました。 " data-en-clipboard="true"> 亀田にいる時に、この臨床的な特徴をアカデミックな形にできれば良いなと思っていましたが、国立国際医療研究センターの忽那先生（くつ王）が論文にされました。 " data-en-clip…

#CRBSI#Bacillus cereus
医学教育つれづれ•2日前

教えるために必要な数： 医療専門職教育の枠組み

The number needed to teach: A framework for health professions educationMatthew J. W. LowORCID Icon,Danielle T. MillerORCID Icon &Matthew D. ZuckermanORCID IconReceived 05 Oct 2024, Accepted 27 Nov 2024, Published online: 06 Dec 2024Cite this article https://doi.org/10.1080/0142159X.2024.2436445 htt…

産業調査レポートBLOG•4日前

抗菌カテーテルのグローバル市場：製品タイプ別（中心静脈カテーテル、尿カテーテル、末梢挿入型中心カテーテル（PICC）、その他）市場予測2024年-2031年

抗菌カテーテル市場の規模と予測 抗菌カテーテル市場の規模は2023年には11億7000万米ドルと評価され、2031年には22億米ドルに達すると予測され、予測期間2024年から2031年のCAGRは6.9%で成長すると予測されています。 世界の抗菌カテーテル市場の推進要因 抗菌カテーテル市場の市場ドライバーは、さまざまな要因の影響を受ける可能性があります。これには以下が含まれます 医療関連感染症（HAI）の増加率：血流感染や尿路感染（UTI）など、医療関連感染症（HAI）の発生率が上昇していることから、感染リスクを低減する抗菌カテーテルの必要性が高まっています。 高齢化の進展：合併症を防ぐために…

市場調査レポート(産業資料)の紹介ブログ•4ヶ月前

静脈内カテーテルの世界市場規模は2023年に87.4億米ドル、2030年までにCAGR 5.95％で成長すると予測

市場概要 静脈内カテーテルの世界市場規模は2023年に87.4億米ドルと推定され、2024年から2030年にかけて年平均成長率（CAGR）5.95％で成長すると予測されている。静脈内カテーテルの需要は、静脈内カテーテルに対する規制認可の増加、高齢者人口の増加とともに神経疾患、心血管疾患、泌尿器疾患などさまざまな慢性疾患の発生率が上昇していることから、急増すると予想される。さらに、国民の間でカテーテル関連血流感染（CRBSI）対策に対する意識が高まっていることも、予測期間中に静脈内カテーテルの需要をさらに増加させると予想される。 点滴療法は輸液療法としても知られ、がん、感染症、自己免疫疾患など…

地方内科医の日日是好日•7ヶ月前

20240513：CRBSIの血液培養陽性までの時間差

新しい職場になると最初の1ヶ月は実力の1/3しか出せないと言いますが、本当に新しい職場は慣れないことが多くて色々なことに時間がかかります。 というブログを書いていなかった言い訳を書いておきます。 4月から実働病床100床ほどの整形外科が主に稼働している地方小規模病院で働いています。その中でありがたいことにICT/ASTの活動をさせていただいています。 週に1回のASTラウンドでCRBSIの患者さんの話になり、血液培養陽性までの時間差（DTP）はどれほど有用か？と検査技師さんから質問がありました。 2009年のIDSAのCRBSIのガイドラインでは、DTPを評価する際には血液培養ボトルに入れる血…

産業調査レポート(市場資料)の紹介ブログ•10ヶ月前

カテーテル市場の市場規模、シェア、動向分析レポート：製品タイプ別（心臓血管用カテーテル、泌尿器用カテーテル）、最終用途別、地域別、セグメント別予測、2024年～2030年

第1章 方法と範囲 市場セグメンテーションと調査範囲 調査方法 1.3 情報収集 1.4 情報・データ分析 市場形成と検証 1.6. モデルの詳細 1.7 データソース一覧 第2章 エグゼクティブサマリー 市場の展望 2.2. セグメント別展望 競合他社の洞察 第3章.カテーテル市場の変数、動向、範囲 3.1 市場系統の展望 アンシラリー市場の展望 3.2 臨床試験の増加 市場ダイナミクス 市場促進要因分析 3.3.1.1. 慢性疾患の増加 3.3.1.2. カテーテル関連血流感染（CRBSI）抑制に対する意識の高まり カテーテルにおける先端材料の使用の増加 市場阻害要因分析 3.3.2.1.…