現場応援 正式に配属されたわけですが、すぐに現場応援に行くことになりました。当時はちょうどバブルの絶頂期でカワサキやヤマハの大型オートバイが飛ぶように売れていた時代でした。川崎工場は、ホンダ以外の国内全メーカーをお客さんにもっていましたから、まさに大忙しでした。 交替勤務や休日買上をやったり、派遣社員を増員したりしてはいましたが、それでも人手が足りず、間接部門から生産ラインに応援を出して対応することになったのです。このような応援は頻繁に行われていて、特にキャパシティの小さな川崎工場では日常的でした。 総務と経理で1名の割り当てです。そこは今までいなかった人間であり、たとえ配属先の仕事をするにし…