活性点が置換されている2-カルバモイルナフトール ⅰ)2-カルバモイルナフトールの活性点の炭素にハロゲン原子を導入すると、(ネクスト)HOMOのエネルギー順位(E*nr)は下降して適正な範囲以下になってCoupring反応が遅くなってしまいます。 (ハロゲン原子をカプラー活性点の炭素に導入た場合には、HOMOのエネルギー順位だけではなくネクストHOMOのエネルギー順位をも考慮する必要があります。) 「世界で初めてのインドアニリン色素形成反応速度論(4)」に記載した k'>>k の場合該当して、インドアニリン色素形成反応速度は遅くなって充分な色素濃度範囲以下となってしまいます。 ⅱ)2-カルバモ…