出典:YouTube 2000年前後のUSロックシーンを語るうえで、Orgyは特異な存在感を放っています。工業的な電子サウンドとグラム的な美学を融合し、Nu-Metal/Industrialの潮流をポップ寄りに再構築した存在として、当時のオルタナティブ文化とクラブカルチャーを橋渡しした稀有なバンドでした。 2ndアルバム『Vapor Transmission』はその個性がピークに達した作品で、シンセウェーブ的冷気と機械的リズムが、退廃と官能のムードを帯びながら流れます。ニューミレニアムのサイバー感を凝縮した音世界は、いま聴いても鮮やかです。