樹木の描写は難しく、立木一本を描くにも難儀するのに、壁一面の蔦となるとさらに難易度は上がる。 蔦壁がレトロな喫茶店 紙:モンバルキャンソン・F3 絵具:ホルベイン エル・グレコ、大正末期の建物です。小雨が降ったり止んだりで、窓から橙色の灯が透けていました。天候と人目が気になって現場でのスケッチはできず、家で描きました。壁面の蔦の葉をどう現すかーー。試したのは”スパッタリング”、筆を軽くはじいて紙の上に絵の具を散らす技法です。本と動画の見よう見まねで覚束ないのですが。これも練習、やってみます。最初は恐る恐る、一度上手くいくとそこから調子づいて全面展開、という具合。ちょっとやり過ぎたかな?片手の指…