『DX の基礎知識 具体的なデジタル変革事例と方法論』(山本 修一郎,近代科学社,2020年10月23日)を読了。 ランキング参加中読書 高価値低リスク領域は他の企業にとっても開発が容易なので,競争が激しくなることを覚悟する必要がある。自社に閉じた業務プロセスであれば,他企業と独立にデジタル化を進めることができる。 低価値低リスク領域は開発リスクが低いので選択しやすいが,創出できる価値が低いので X の候補としては成果を期待できない。多くの DX プロジェクトが PoC で停滞する理由がここにある。PoC はうまくできたとしても,事業価値が少なければ事業に展開できないのは当然である。(位置 N…