Dependabot

出張で東京へ行くたびに風邪をひいてしまうマーケ部しんばです。。 次からはマスク持っていこうかな・・・😇 さて、GitHub UniverseではCopilotを中心としたAI技術アップデートの話題が多かったですが、それ以外の部分も着々とアプデが実装されているGitHubです！ 2023年11月17日付で、Dependabotに自動トリアージ機能が実装されたので、紹介します！ 目次 Dependabotってなんだっけ？ 自動トリアージ機能って？ 自動トリアージ機能の目的は？ 設定方法は？ Publicリポジトリ Privateリポジトリ カスタムルールを追加する まとめ サンフランシスコで開催さ…

こんにちは。207でソフトウェアエンジニアをやっている原口 (id:nagamejun)です。 今回はDependabotからRenovateに移行した内容について話します。 207にjoinした当初からDependabotは導入されていたのですが、多くのPRをレビュー出来ずにスタックしてしまう問題が起きてました。 1つ1つ動作確認してマージしていっては切りがないので、ビルド結果に差分がない場合は本番に影響がないと考えビルド結果を比較する仕組みを導入しました。 207では配送員の方向けのアプリ TODOCUサポーター をReact Nativeで、物流会社向け配達業務管システムのWEBアプリT…

現在、フィヨルドブートキャンブ内にて、＠Sakiさん主催の「パーフェクト Ruby on Rails輪読会」が行われています。 こちらの本、大変参考になりますが、なんだか難しいし、もう少し深掘りがしたい！と思いまして、このブログに予習・復習した内容を簡単に載せていきたいなと考えています。 9-2-1 ライブラリは新機能追加、バグ修正など日々更新されていくので、アプリで使っているgemの定期的なアップデートが必要。 Dependabotを導入しておくことで、bundle updateされたgemのPRが自動生成される。 ということで、自作アプリのNursePicksに導入してみる。 パRails…

はじめに GitHub Actions / Trivy / Dependabot について Dependabot の設定 Trivyの設定 コンテナイメージのスキャン リポジトリのスキャン IaC(Dockerfile, Kubernetes Manifest)のスキャン 終わりに はじめに あけましておめでとうございます。2022年1発目の記事です。 GitHub Actionsを使用して、以前適当に作成したGo製テストサーバーに対して脆弱性チェックと行いました。 GitHub Actions / Trivy / Dependabot について GitHub Actionsとは、Github…

github.com build(deps): bump github.com/prometheus/common from 0.55.0 to 0.57.0 by dependabot[bot] · Pull Request #55762 · pingcap/tidb · GitHub 利用する github.com/prometheus/common のバージョンを更新しています。 build(deps): bump golang.org/x/sys from 0.24.0 to 0.25.0 by dependabot[bot] · Pull Request #55894 · pingc…

この記事は秋の技術特集 2024の5記事目です。 カケハシではライブラリの更新検知にrenovateを利用しています。renovateは実行スケジュールの設定やパッチのグルーピングができるなどの機能が便利ですが、脆弱性データベースを持っていないため、検知された更新が脆弱性対応か否かがわかりません。 最終的にはすべて対応するべきですが、対応の優先順位づけのためどれが脆弱性対応パッチなのかわかると便利です。 GitHubでrenovateを使っている場合、Dependabot Alertsと組み合わせることで、Dependabotの脆弱性情報を利用してrenovateでも脆弱性を検知できます。 D…

もう今年も残り4か月かぁ...月初恒例の GitHub 更新情報まとめ8月編です。 一番気になったのは、Custom models for GitHub Copilot だけど waiting list で待ってるから使えてなくて何とも言えん。 その次だと GitHub Actions を Copilot Chat in GitHub.com でエラーの修復を頑張ってくれることかなと。 全般 Introducing metered billing for GitHub Enterprise and GitHub Advanced Security (2024-8-1) Japanese Con…

github.com statistics: prevent columns not present in the information schema from affecting the final result by hawkingrei · Pull Request #55730 · pingcap/tidb · GitHub 統計情報の非同期ローディング中にinformation schemaの情報が一貫性のないものになる事象を修正しています。 *: fix typo interger -> integer by tuziemon · Pull Request #55782 · pi…

今日は主に rubygems の不具合修正や拡張ライブラリ io/console の古い ruby をサポートするための修正がありました。 [d6fc8f3d57] Durable Programming Team 2024-08-28 20:53:26 UTC rubygems の Gem::Specification._load メソッド内でインスタンス変数の @licenses をロードするところが古い @license のままだったので Marshal.load で正しく復旧できてなかったのを修正しています。 [44771e4a79] "dependabot[bot]" 2024-08…

github.com build(deps-dev): bump webpack from 5.86.0 to 5.94.0 in /lightning/web by dependabot[bot] · Pull Request #55741 · pingcap/tidb · GitHub Lightningで利用する webpack のバージョンを更新しています。 ddl: init new struct `SchemaChangeEvent` to replace the `DDLEvent` by fzzf678 · Pull Request #55758 · pingcap/tidb …

newmoでは、フロントエンド、バックエンド、iOSやAndroidなどのモバイルアプリをすべて同じリポジトリで管理するmonorepoを採用しています。 monorepoを採用することで、アプリケーション間で共通のコードを共有することができたり、CIの管理が楽になったり、他のチームのコードを見るのにわざわざリポジトリをcloneする必要がなくなります。 また、monorepoを採用することで、アプリケーションが利用しているパッケージ(ライブラリやツール)のバージョンを1つだけにするOne Version Ruleが実装できます。 One Version Rule One Version Ru…

今日は主に標準添付ライブラリ uri の警告の追加や GC.compact によるオブジェクト移動時の確保数をトレースするカウンタの不具合修正などがありました。 [2b0b68fa46] Alexander Momchilov 2024-08-23 20:13:04 UTC prism の更新。 [c3dc1322ba] Peter Zhu 2024-08-23 19:53:46 UTC 構造体 rb_objspace_t::heap_pages 内の final_slots というメンバーを構造体 rb_size_pool_t 内に移動して slot サイズごとの heap のほうに移動して…

今日は主に標準添付ライブラリ tempfile で ruby 3.1 以前で使ってもパスを持たない一時ファイル作成の API に対応するようにしています。 [2e07c13049] yui-knk 2024-08-25 07:42:45 UTC rubyparser.h から既に定義が削除されている関数 rb_parser_string_length()、rb_parser_string_pointer() の宣言を削除しています。 [136cbf0441] Nobuyoshi Nakada 2024-08-23 15:37:24 UTC 標準添付ライブラリ tempfile で利用している …

今日は主に Windows 版でのビルドプロセスやテストまわりの修正や bundler と rubygems の更新などがありました。 [7845ab1bc9] Nobuyoshi Nakada 2024-08-21 11:43:56 UTC win32/Makefile.sub で Windows 版での config.h 生成時に BASERUBY の検出のため tool/missing-baseruby.bat を実行する時に in-place build 時にカレントディレクトリの ruby.exe を使ってしまわないように tool/ の下に移動してからコマンド実行するようにしていま…

今日は主に Proc のブロック呼び出し時の引数処理での中間オブジェクト生成の抑制のリトライなどがありました。 [cb28487722] Peter Zhu 2024-08-16 20:02:16 UTC gc/default.c の GC_ASSERT() での GC.disable のフラグチェックで異常終了することがあったので条件を修正しています。RGenGC とか incremental mark とか lazy sweep とか GC も性能のためにかなり複雑になっててさらに細かく制御できるようになってるので組合せでおかしなことが起きることはまあありそう。 [d1b2479b9f] …

以前に書いた通り Static Web Apps と App Service を組み合わせたアプリケーション向けに、GitHub で Pull Request が作成された時にプレビュー用の環境を作るようにして運用しているのですが、これがかなり便利でレビュアーの負荷を下げるのに非常に強力です。これまで Static Web Apps を使っているアプリケーションの Pull Request で動作確認を行う際には、Codespaces やローカルにチェックアウトして SWA CLI を使ってフロントエンドとバックエンドを立ち上げて確認していましたが、自動で Azure 上にプレビュー環境が用意…