あわや宇宙で大惨事。 いつものように資源惑星へチタン取りに行こうと宇宙に飛び出したんだけど、母星を出てすぐにアラート表示で水素棒燃料を切らしてる事に気付いて、けど時すでに遅し、加速で駆動エネルギーを使い果たして、姿勢制御方向制御をできないままに宇宙の果てへとすっ飛ばされて行きましたとさ。 仕方ないので、星図を確認して進行方向の先に何か無いか確認したら、ちょうどいい塩梅に別星系を発見。そのままのスピードで飛び続けてリアルタイムでおよそ3時間の距離。わずかずつ自動回復する駆動エネルギーでどうにか工面して、その星系へと挙動を取る。 跳び続けておよそ1時間ほど経った頃、はるか2光年の遠くに離れた我が母…