アメリカのプロレス団体。
1996年にEastern Championship Wrestlingをブッカーであったポール・ヘイマンが買い取ってから、Extreme Championship Wrestlingに改名。ハードコアなパフォーマンスを売りにした団体に生まれ変わる。当時はWWF(現WWE)とWCWがプロレス業界を席巻していたが、ECWは熱狂的なファンの支持を集め、第三の団体として存在感を示すようになる。
2000年に解散に追い込まれたが、2004年末にECWの歴史を描いたDVDが発売され反響を呼ぶ。団体なき今でも人々の心に強い印象を残していることは間違いない。今でも過激なムーブが繰り広げられると「ECW!ECW!」というコールが鳴り響く。
2005年6月、WWEのPPVショーECW One Night Standとして一夜限りの復活。日本からは元ECWヘビー級およびタッグ王者の田中将斗(ZERO1-MAX)とTAJIRIが参戦した。
http://homepage3.nifty.com/doutonbori2raw/index.html
2006年に入りRAW、SmackDownに続くWWEの第三ブランドという形で復活した。しかしながらRAWとの対立という脚本ベースの展開、ドラフトによりWWEカラーの強いレスラーの流入等「WWE傘下のECW」という印象は未だ拭いきれず、「オリジナルECW」と呼ばれる旧ECW出のスーパースター達が離脱するに従ってその位置付けはRAW、SmackDownの2軍的なものとなっていった。
2010年2月、WWEはECWブランドの廃止を発表。後番組となるNXTは別コンセプトの番組となり、所属選手もRAW、SmackDownに移籍。第二期ECWは幕を閉じた。
なお、2009年から元新日本プロレスのヨシ・タツ(山本尚史)が所属。最終回までレギュラーとして戦いつづけた。